プロローグ ~ゴミ~

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(ん?ゴミ…かな?) 睦月は、橋の上を通ろうとする。次第に、黒い物体に近づいていく。そこで睦月は、ある事に気付いた。 黒い物体は、ゴミなどではなかった。よく見ると、人がうつ伏せになって倒れている。 睦月は、倒れている人の横を通り抜けようとした。その時。 「う゛ぅっ…!え゛ぇっぐ…!」 泣いてる。明らかに泣いている声だ。
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