微かな空耳はラブソング…?

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睦月達の足が、最新のアルバムがあるコーナーで止まった。 「えっと…スエミツ、スエミツっと…。あ、あった。」 だが、そこで気付く。 そこにあったお目当てのCDが、一つしか置いていない事に。 『カウンターに行けば在庫があるんじゃない?』 「あぁ、そっか。」 二人はカウンターに向かった。 「このCD、もう一枚ないですか?」 カウンターにいた女性に、睦月が尋ねる。 「あっ、少々お待ち下さい…。」 そう言うと店員は、カウンター奥にある扉の向こうへと消えた。
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