微かな空耳はラブソング…?
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「ねぇ、次…私が選んでいい?」 佐原サンが胸のところで両手を合わせている。 「えっ?別にいいけど…。」 と、睦月が言った時には、既に佐原サンは曲を選んでいた。 「どんだけやりたいんだよ…。」 若干、彼女の強引さに呆れつつ、持っていたバチを握り直す睦月。 「さぁ、始まるドン♪」 スピーカーから可愛いらしい(?)声が出てきた。
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