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「お前が友達を大切にする気持ちは分かるよ。でも、人を殴っちゃいけねぇよ。
そこは、グッ、と我慢しなくちゃ。」
「…すいません…。」
睦月が、聞き取れない程の小さな声で謝った。
「いや…俺に謝るよりも、まずは佐原に謝れって。
…今回は、特別指導だけで済ませるけど、次にまた問題起こしたら、謹慎処分が下るから気を付けろよ。
まぁ、お前に限ってそんなことは無いと思うけどな。
んじゃ、部活行ってこい!」
「はい。すいませんでした…。」
そう言いながら、頭を下げる睦月。
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