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鏡の前でファンデーションだけ直して、明日以降のシフトを手帳で確認する。
そういえば来週の月曜日は遅番と変わるように言われてた。
その変更をスケジュール欄に書き込み、携帯を開いて受信メールのチェックをしていると携帯が鳴った。
「着いたぞ。今、店の前。うちの店で飲むのか？だったら中に入って行くけど」
「あ、ううん。どこか別の居酒屋がいい。」
「じゃあ外で待ってるわ」
電話を切り、通用口から外に出ると、僚太は歩道のガードレールに腰掛けて待っていた。
「ごめんね。突然呼び出して」
「ああ、別に暇してたから。どこ行く？トリ蔵でいいか？」
わたしたちは職場から道路を挟んで向かいにある焼き鳥屋に入る。
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