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ご飯を食べ終え、キッチンに向かうと晩ご飯の支度をする、和仁の姿があった
和仁の背にピトリとくっ付くと和仁は顔と目線を後ろに向け
和仁「ん?」
微笑みつつ問いかける
三月「ううん…」
答えたくないのか、首を左右に振りながら言うと顔を隠すようにして俯くと、和仁はゆっくり前を向き
和仁「言いたくなったら言いな…ちゃんと聞くからさ」
優しく言うと、再び調理し始めた
三月「ん…」
軽く頷き言うと、キュッと裾を握りしめては離し、離れると
三月「外…歩いてくるね」
無理した笑顔と口調で言えば半ば俯きながら家を出た
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