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そういえば、ワイトのこんな無防備な姿見たことがなかったかも…
寝顔も綺麗な顔なんてずるいっ…でも…
彩は右手でワイトの銀の髪にそっと手を触れた。うさぎ耳が反射的にピクリッと反応した。
ワイトが起きるかと思ったが、まだ寝ているようなので彩はそのままワイトの髪をなでてみた。
とってもサラサラで、綺麗な人…
そこで彩はある事に気がついた。ワイトの服がボロボロだった。まるで火の中に入ったかのように服の裾がやけ焦げている。
なんだろうか…??
少し気になったが、それよりも彩が気になったのは、出会った時にも目についたワイトの薬指の指輪…
ワイトの物なのか…それとも誰かと…?
彩が指輪に気を取られていた頃、ワイトはゆっくりと目を開けた。
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