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次の日、彩は体のだるさを感じながらも目を覚ました。
…ん~今何時だろ…時計…
手探りで目覚まし時計を探してみてやっと自分の今いる場所を思い出した。
…そっか…私…
この不思議な世界に来て3日目…まだこれは夢じゃないかって思ってしまう。
彩は腹の部分に不自然な重みを感じた。
重い目と体を開けて起こしてみると、彩のお腹の部分にワイトの頭があった。
ワイトはベッドに身を丸くして横たわり、彩のお腹に頭を預けている。
手は彩の左手にそっと添えられていた。
「あれ…ワイト???」
ワイトは彩が起きたのにも気がつかずに眠っている。
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