SPICEな出会い

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――― 遅刻しちゃうよぉ(泣) 必死で走っているが間に合うか分からない。 走りながら腕時計を確認する。 ~あと2分!!なんとか間に合うかも!! そう思ったときだった― ―ドンッ― 「~っいたぁ…」 曲がり角を曲がった瞬間、何かにぶつかった。 …いや、誰かにぶつかった。 ふと私は、目の前の人物を見る。 うちの学校の学ランだ…結構かっこいいかも。 ちょっと彼に見とれていると、彼と目が合った。 「…はよどけや。アホ。」 っな!アホとはひどいじゃない! …この人、はよどけやって…関西弁? とゆうか、どけって…? ∑!? なんと私は、彼の上に堂々と座っていた。 「ごっ、ごめんなさい!!大丈夫ですか!?」 私はそう言い、急いで彼の上からおりる。 .
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