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「あれ?おだんごまだ来てねぇの?また遅刻かぁ~しょーがねぇなぁ~(笑)」
教室に入った星野は、いつもの金髪おだんご頭が居ない事をいつもの遅刻だと思っていた。
ガラッ
「お、おはよ~ハァハァ…」
噂をすれば、うさぎが教室に入ってきた。
「おだんご~息切れてんぞ?顔も赤いし、そんなに急いで俺に会いたかったのかよ?」
「バカ…そんな訳ないでしょ…」
いつもの元気がない。不思議に思ったけど、朝食でも食べてないからかと、さほど気にしてはいなかった。
そんな元気のない状態が続いてお弁当の時間になった。
教室で、いつもの仲良しメンバー、うさぎ、亜美、美奈子、まことで机をくっつけて、お弁当を並べる。
ライツは、その横で、集まり食べる。
「うさぎちゃ~ん!今日なんだか元気なくない!?」
さすがに皆気付いていて、最初に美奈子が口を開いた。すると、亜美やまことも気になっていたみたいで、うさぎに聞く。
「来た時からいつもの元気がなかったわよね?大丈夫?」
「ってゆーか、うさぎちゃんが、一口もお弁当に口つけてないって…!?」
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