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洞窟内は何らかの魔法がかけられているらしく明るい上に、通常の住居の様になっていた。
そして、影たちはフードを取り洞窟の一番広い部屋の真ん中に集まり、一つのテーブルを囲んだ。
滓「うん、じゃあ…改めて自己紹介でもしようかな?私の名前は滓…しがない魔法使いさ。」
滓は自分の名前を言うと隣で目を閉じ腕組みをしている男を見る。
腕組み男「俺はメルト…」
目を開けてそれだけを言うと、メルトはまた目を閉じた。
男の短い紹介に呆気をとられつつも、細身の女性が真似をするように言った。
細身の女性「私はメデューシア…」
言い終わるとメデューシアは悔しいか?と言わんばかりに、メルトを見た。
しかし、メルトは何も思っていないのか目を閉じたままで、メデューシアは少し眉をよせた。
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