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それからたわいもない話をしたり、直哉のデカイ手とアタシの手を比べたり…そして直哉との思い出の曲、B・BLUEをここ最近また直哉の着信音にしてたから、それを鳴らすと直哉は「懐かしいなぁ~」と言いながら口ずさんでいた。
直哉は急に「手を繋ごう」と言い、下に座ってるアタシの左手とベットにいる直哉の右手が重なった。直哉の手はとても大きくてめちゃめちゃ暖かかった。
しばらく話していたが直哉が眠気の限界が来たのか、「何もせぇへんから隣に来て」と言い張るからアタシは直哉に背を向けた状態でベットに転がった。
直哉は布団に包まった状態でアタシの背中から抱きしめてきた。
「あぁ~この感触久しぶりやぁ」と言いアタシの背中は暖かくそれと同時にドキドキしまくり!
アタシは俯せでテレビを見てたら、直哉が「おやすみのチューは?」と言ってきた。
独身の時はそんな事一度も無かったのに、その言葉に戸惑ったアタシは「意味分からんし~」と返したけど、直哉がアタシを見ながらしつこかったから、直哉を見て軽くチュッっとした。
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