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アタシは鞄を持ち、直哉の寝てるベットに腰を掛け、直哉の寝顔をしばらくずっと見ていた。
愛しく愛しく…気がつくと直哉にキスをしてた。
直哉に「帰るから鍵だけ閉めて」と何回かゆったケド、直哉は起きずアタシはそのまま玄関へ行きブーツを履いて外へ出た。
その時はもぅ5時を回っていて、明るかったがめちゃ寒かった。
もぅ一回家に入りトイレを済ませまた外へ。
すぐに足は動かず、マンションの廊下の手摺りにもたれ外を見ながらアタシはもぅ会われへんよぅな…その前に実刑が下るとしばらくは会う事も📩する事さぇ出来んのやなぁって思ってると、勝手に足がまた家の中へ…でも今なら下の子供も旦那も寝てるから帰っても大丈夫やし…頭の中葛藤を繰り返してた。
で、ヤッパリ帰ろう!これが一番イィねんって思ったから再び玄関を開け、エレベーターへと歩いた。
でも歩いてる途中、アタシの目からはポロポロと涙が流れていた。
やっぱり直哉が好き!このまま帰るのは嫌や!!と思ったアタシはまたまた直哉の部屋へと引き返した。
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