出会い☆

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それから四ヶ月くらいはお互いメールや電話を毎日楽しんだ。アタシと直哉は同じ県ではなくて、離れていたのである程度の住所を聞いた時、何気に地図を開いて探していた。 電話しながら話ししていた時、 アタシ「あんたの家の近くって〇〇って会社あるなぁ~」 直哉「は?お前何で知ってん??」 直哉があまりにいいリアクションするから、アタシは楽しくなって、 アタシ「だって今〇〇の近くにおるもん!」とニタニタしながら答えた。 直哉「はぁ~??お前もぅえぇって!で今何処やねん?」 アタシ「だ~か~ら、〇〇まで来てるって!」と会話を何回か繰り返した。 直哉がここまでびっくりしてたのは高速を使っても40分は掛かるくらい離れてたからまさかって思っていたのだろう…。 アタシは少しして直哉が可哀相になり、「地図見てたから適当に〇〇って会社の名前ゆっただけやで~今普通に家おるし!」って言った。 直哉がびっくりしてた原因はもぅ一つ…アタシが地図を見てたまたま目に入った会社の名前の寮に直哉は住んでいたから!! つまり自分が住んでいるとこを会社の名前と同時に一発で当てられたというわけ。アタシも直哉に「そこ、俺の会社ですぐ横の寮に住んでる」と聞いた時はかなりびっくりしたし、なんか嬉しかったのを覚えてる。
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