7年振りに…

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直哉には旦那に競馬が始まる頃に帰るってゆったから大丈夫と昼くらいに伝えてた。 けど、アタシの願いも虚しく時間は刻刻と進み、3時前、競馬のテレビが始まった。 直哉が「お前競馬始まったぞ~帰らなヤバイやん」さすがのアタシももぅ帰らなアカンなって思い、立ち上がって直哉に「帰るわ~」と言った。 それを聞いた直哉は立ってくれた。 アタシがタバコを吸うために持ってたライターのオイルが無くなりかけてつきにくくなってた…車に予備のライターがあったのは知ってたけど、アタシは直哉に「ライター一つちょうだい」と言うと棚に置いてたライターを取り、火が着くか確認してアタシにくれた。
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