1人が本棚に入れています
本棚に追加
「君が今日で人生を終わらせないための貴重な話をしよう。」
「私の話は最後まで聞きなさい。」
「そして、選択しなさい。」
「死か生か」
少しの間があき、『私』は更に話しだす。
「君は日本の広島や長崎を知っているかい?」
(広島?長崎?・・・・・・・・)
「広島・長崎この2つの都市はある兵器が初めて使われた場所なんだ。」
(ある兵器?原爆のコトか・・・・・でもなぜ原爆なんだ??)
「気付いているだろうが、ある兵器とは原子力爆弾、原爆のことだ。」
「さて、ここで質問だ。君は我が国のこの原爆を投下した行為は必然だったと思うかね?」
(コイツは何がしたいんだ!?!?)
(アドバイスとヒントをやるだと?舐めやがって!!!)
男は立ち上がり部屋を見回し叫ぶ
「おい!!お前どこかで見てんだろ!!!!」
更に男は声を大きくして叫ぶ
「目的はなんなんだ!!!?えぇ!?金か、!!!それとも他になにかあるのか?」
「なんとか言いやがれ!!!!!」
男が叫ぶがなんの反応も返ってこない。
白い部屋では、ただ映像が流れ続けているだけだ。
「*#@※→〇だと思っている。これを極論だと思うかもしれないが、真の答えはこれのはずだ。」
映像はいまだに終わっていない。
男は椅子に座り直しながら言う。
「見終わるまで話さないってか?」
男は椅子に戻り再び映像に目を向ける。
最初のコメントを投稿しよう!