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君だけを 見ていたい   離れていても 君が笑ってくれるだけで 僕は頑張れる     君は雨の降る中 傘もささずに 公園のブランコに座り 泣いていた   君の腕の中には 小さな猫が一匹 静かに眠っていた 覚めることの無い 深い眠りに   君だけを 守りたい   君のように 大切な猫(ヒト)を失くしたくない 大好きだから     二人でお墓を造り 小さなケースに 沢山の花を添えて 見送った   涙を流す君の 涙を拭い取り そっと抱きしめた 君はありがとうと 小さく呟いた   君だけを 支えたい   この先ずっと 君の傍で共に過ごしたい 離れたくない       離れ離れになった今 君はどんな想いなのだろう   でも泣かないで 僕はいつも君の傍に居る   君だけを 愛してる   離れていても 君が笑ってくれるだけで 僕は頑張れる   君だけを ずっと愛してる   不安な時や淋しい時は 僕を呼んで欲しい   不安にならないように 淋しくならないように   僕がそっと 君を抱きしめるから             -end-
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