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午後1時、大助の家に複数の生徒が集まった。
今日は午前までしか授業が無かった為に昼から勉強会だ。
大助の家に集まったのは次のメンバーである。
詩歌、亜梨子、利菜、初季、アンネ、愛理衣、千莉、有夏月、兜、センティ、大助を含めて11人が集まった。
「大助君……こんなに集まって平気?」
心配そうに聞いたのは緒方有夏月だ、有夏月は目が見えない千莉をいつも助けてくれている友達思いの優しい少年だ。
「大丈夫だよ、皆入って。」
メンバーは家に上がり大助の部屋に行く、大助の部屋は意外と広かった。
「じゃあ何から始めようか?」
そう言う大助に利菜が提案した。
「とりあえずテストが大丈夫なメンバーは教える側に移った方がいいわね、教える事により覚えれるし、教えてもらう側も覚えれる、一石二鳥だわ。」
そう言ってメンバー訳が始まった。
・教える側
利菜、有夏月、愛理衣、アンネ
・教えてもらう側
大助、詩歌、亜梨子、センティ、兜、初季、千莉。
「………………数が合わない」
利菜はうめいて考える。
「詩歌と亜梨子は一対一で教えないと…しかも頭が凄く良い人、千莉は頭良いけど……点字だから……このメンバーね」
そう言ってメンバー表を利菜は作った。
利菜と詩歌
愛理衣と亜梨子
有夏月と千莉、センティ
アンネと大助、兜、初季
「じゃあこのメンバーで勉強してね?開始!!」
利菜の合図で勉強をし始める。
夢縛るテスト期間対策、開始
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