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大助の殺風景な部屋は廃墟となっていた………いや、違う……まだ廃墟になっている。
「センティ!千莉に変態扱いされたじゃないか!第一君が買うのを勧めたんじゃないか!!」
「有夏月!結局は買ったんだろ?ならそれは言い訳だ!」
「千莉のは嘘だろ!そのせいで嫌われたんだ!」
「その事は謝るよ、だけど実際あったら欲しいだろ?」
「う…………それは………」
有夏月とセンティは喧嘩しているのか、仲良く話しているのかよく分からない。大助は止める気にもならない。
結局こうなる事は知っていた、勉強会自体が自分達には不可能なのだ。
「治まるまで待つか……」
勉強会失敗!!
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