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*次の日*
大助達の成績が発表されていた。
8教科の合計点である
1位 堀内愛理衣 合計760点
2位 孤村茶深 758点
3位 ルシフェラ 740点
4位 城谷怜治 733点
5位 立花利菜 730点
6位 御嶽アンネリーゼ 722点
7位 土師千莉 719点
8位 緒方有夏月 710点
9位 コノハ 690点
15位 薬屋大助 600点
17位 田央萌々 589点
20位 大蔵倭 555点
21位 白樫初季 554点
27位 日々野一房 463点
30位 獅子堂戌子 444点
1位、2位の2人は成績トップ争いをしているが……レベルが高い
大助はため息をつく、そんな中で「え……40点も足りないなんて……いったい何が」と愛理衣が呟いている。
「今回はあんたの勝ちだよ」と茶深が愛理衣に敵意の視線をおくっている。
「レージやっぱり頭いいわね……何で?勉強したの?」
「……してない」
こっちでは利菜と怜治が話しているがやっぱり怜治が頭良い事が意外だ。
「はっは!見ろ俺様の頭の良さを!スゲェだろ?」
「凄すぎますアンネ様…」
大助の後ろではアンネが兜の上に乗って高らかに笑っている、下の兜は無理矢理言いたくないセリフを言わされている。
「有夏月クン、私は何点だった?」
「719点!凄いよ千莉!」
大助の右斜め後ろからは有夏月達の喋り声が聞こえる。
「ぐがー、17位だったゼッ!」
「流石は学級委員長だねん♪」
「“せぴあ”おいで、気分がいいから抱っこしてやるゼッ」
「私もするよ~ん」
大助の真横では動物とたわむれる初季と萌々がいる、フェレットのせぴあがじゃれている。
「ぐがぁぁぁぁあぁ!ムカデに負けてしまったー、腹癒せに殴らせろー」
「勘弁してくれ!てゆーか444って不吉だな…」
大助の目の前では戌子がセンティを処刑している。
「…………………」
誰も俺の点の事気にしてない…大助は心中で呟きため息をついた。
「凄いね大助君」
「…え?」
思わずまの抜けた声が漏れる、詩歌が大助の隣りで表を見上げていた。
「そ、そうかな?」
少し照れ笑いを浮かべながら大助言う。
「うん!平均75ピッタリ何て普通すぎて凄いよ」
「は、はは…」
乾いた笑い声が出た
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