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なぜかニャーは食べ物を貰えるときだけやたら俺に懐いてくる
「真妃にはいつも懐いてるのに、相変わらず現金な猫だな」
「まぁまぁ、じゃあ私、牛乳持って来るからごはんあげててね……」
妙な間があった
「ん?どうした?」
「じゃあよろしくね、パパ」
真妃はニッコリ顔を朱に染めながら階段を下りて行った
ムシャムシャと食べるニャーを見つつ思う
「…パパか……良い」
回りに人がいないことを祈るばかりだった
ニャーを見つけた日から毎日、朝昼夜と一日も欠かす事なく俺と真妃はエサを食べさせに行っていた
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