予感

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「なんで そんなこと分かるの??」 「なんででしょう??」 「うーん… 分かんない!! なんで分かるの?? 気になるじゃん!? 教えてよぉ!!!」 「内緒だよっ まっ、そのうち 分かるんじゃねぇの?」 そのうちって、、、。 いつ? まぁ別にいっか。 私は 軽い気持ちで その場を流した。 「それより 何かあったみたいだけど 大丈夫か??」 「うん・・・。大丈夫!!!」 全然大丈夫じゃなーい!! 無理しないといけない時も あると思うしねっ それに 悠哉には関係ないから… 「辛くなったら言えよ! それ以上 我慢したって 言いことないからな~。」 悠哉は そう言って 先に教室に入った。 なんか… 悠哉に心 見透かされてるみたい 私は 自分でも 分からないような 気持ちになった。 悠哉が教室に入ってから 5分くらい経ってから チャイムが鳴った。 チャイムが鳴るまで 私は廊下に立っていた。 一人でずっと.... 何かを考えこともなく.... チャイムが鳴ているような 気がした。 そして すごく嫌な予感がした…。 今度のは気のせいじゃない 確かに感じた、、、。 確実に何か起る… そう思った…。
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