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「菜実~♪帰ろッ☆」
恵里は直斗と同じクラスだから
機嫌が良い時と悪い時の
違いが激しい、、、。
機嫌が
悪い時の理由もすぐ分かる。
全て直斗に関わっている
と言っても過言ではない。
あーあ…めっちゃ
機嫌いいじゃん、、、
なんかやだなぁ…
「うん....。帰ろ。」
今日の帰り道は前とは違い
恵里が絶えず話をしている。
私にとっては
恵里の話は自慢に聞こえる。
そんな話を聞きながら
やっと
恵里の家の近くに着いた。
「じゃぁねッ!!」
「うん。」
はぁ、、、。
私は大きな溜息を吐いて
家まで
とぼとぼと歩いて帰った。
最終的に
私がしたかったことは…
できなかった。
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