作文

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眞紀はすらすらと書き始めた。何枚にも渡って書いていく。不振に思ったのか明仁が覗いてくる。 「見るなよ」 眞紀が明仁を見ながら言い、原稿用紙に視線を戻した。 30分で五枚に渡り書き上げた作文を先生に渡した。 受け取った作文を先生は目を通し始めた。 ありのままを書いた作文だ。
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