隣人と子供

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まち子は実生をおんぶして外に出た あの騒音よりはマシだろう 外に出ても、やっぱり赤坂の家からは騒音が聞こえた 『一体‥赤坂さんって‥』 まち子は考えつつ歩き出した 『とりあえず静かな所まで散歩しよ』 少し歩くと実生が寝てくれた 実生の猫っ毛が風に揺れている
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