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軍本部のあるラーグまではかなりかかる。そのため汽車を乗り継がなくてはいけない。
その汽車の中で何時ものようにアルメリアとルオはポーカーをして旅の資金を稼いでいた。
主にルオが。
「コール。ロイヤルストレートフラッシュ。」
とルオはカードを見せる。これで連続で勝っている。
勿論イカサマをつかって。
「ッチ、またお兄さんの勝ちか。」
と相手はいう。やっぱりルオは最強だ、いろんな意味で。
「ルオ、すごーい。こんなにお金集まったよ~」
アルメリアは上機嫌だ。
「あ、乗り換えしなきゃ。ルオ、行こ~。」
とルオにいい、二人は汽車を降りる。
「これからだったのに。」
とすねるルオ。それをアルメリアは
「また探せばいいよ。カモをね。」
とニッコリ笑顔で恐ろしい事をいう。
やっぱり二人は、特にアルメリアは最強だ。
汽車内をあるいているとアルメリアが誰かにぶつかった。
ドン
「あ、ごめんなさい。」
アルメリアとぶつかった青年は
「こちらこそ。大丈夫でしたか。」
紳士だった。
そしてアルメリアは落ちた紙を拾う。それには試験のことがかいてあった。
「もしかして貴方も受験生?」
と聞くと青年は
「はい。そうですよ。貴方達もそうなんですか?」
「ええ。私はアルメリアでこっちが」
「ルオだよ。よろしくね~。君は」
青年に聞くと青年は
「俺はフレイです。よろしくお願いします。」
そして私たちは知り合った。
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