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15才の4月ー
私は都内にある私立M女学院に入学した…
「これ…り第…回……を…行…致し…す」
ハッキリ聞こえないコトバに苛つきを感じた…
ココは名門女学院だけあってみんな1言も喋らない…
そんなことも約5時間かかって終わりに近付いた…
「これ……回……を終……致し…ま…」
「では、1―Aは私に着いてきなさい。」
そのコトバで私は教室へ向かった。
「はい、では今日から君達の担任になる奈々河栄太(ナナカワエイタ)です。よろしく」
他のクラスとは違い若くてカッコいい先生だ…
なんとも明るそうな雰囲気を醸し出している……
ガタガタッ…
「私隣りの席の南川莎友未(ミナミカワ・サユミ)よろしくね!」
これが莎友未との出会いだった…
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