一日の始まり
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「お姉様、あとは私がやります」 美琴がキッチンに入って美里に座るよう促した。 「ああ、美里は座れよ。あとは俺と美琴でするから」 真哉も美琴に続いてキッチンへと入った。 「真哉兄さん、美琴ありがとう」 美里はそう言って、二人の言葉に甘えるように居間の自分の席に座った。 「じゃあ、美琴これ頼む」 「はい、お兄様」 真哉が美里の作った朝食を美琴に渡し、美琴がテーブルまで運んだ。
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