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「あ~超ダリィんだけど!」とシュウヤが愚痴をこぼした。面倒臭い事になるといつもコレだ…ジュンヤは思った。学校でも作文を書く時間に「だるい!」と大声で言って教師に廊下に出される始末だ。成績も悪くテストは学年でビリから三位!なのに運動神経は抜群で百メートルを11秒ジャストで走る…シュウヤはそんな男だった。「着いたよ」とタカシの一声でシュウヤの愚痴が止まってメンバー全員が立ち止まった。旧××トンネル…確かにバケトンと呼ばれる雰囲気はある。メンバー全員はそう感じていたが…ジュンヤは思った。「今回はヤバい」と…「ヤバそうだから今回は帰らねぇ?」言ったのはリュウスケだったがジュンヤは自分が言ってしまったと思って胸の内で慌てた。
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