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凍えそうな
2月の曇り空の午後、
僕は、いつもと
変わらず
仕事をしていた。
ふと気付くと、
胸ポケットの
携帯のバイブが
なっている。
珍しくダイキからの
電話だ。
そうか、そろそろ
そうゆう季節、
同窓会の報せだ。
そう思いながら、
「よぉ、久しぶぃ」
大きな声で、
電話をとった。
が、返事がない。
「どした?電波きれたか?」
間が随分あいた後、
ダイキの震える声が、
聞こえてきた。
「フミオ…ヒクッ…」
「フ、フミオが…ヒクッ」
何を言ってるのか
ハッキリとは
聞き取れなかった。
僕はその場に
崩れ落ちた。
フミオが
死んだ…
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