これが私の下僕ども

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とりあえず俺は、葵を救助することにした。   「大丈夫か、葵?」 「くっ・・・あのゴリラ女。なんて力してやがんだ。」   「お兄さ~ん!葵くんが華菜ちゃんの悪口言ってるよー!」     あんたは仲間を売る気ですか、寅吉先輩(;´Д`)     「葵、翔吾・・・貴様ら生徒会に反乱を企てる気か!?」     なんか大袈裟になってるし!! つか俺も入ってんの( ̄□ ̄;≡; ̄□ ̄)     「ちっ。変態シスコンが・・・」   「あら葵くん。小物の貴方もたまには正論をのべるのね。」     真夜先輩、それ誉めてるの?けなしてるの?     「待ってみんな!私の為に争わないで!!」   空気読め∑( ̄□ ̄;)     「すまない華菜。お前は人一倍争いが嫌いだったな。」   「キャスバル兄さん・・・!!」     誰だよ、キャスバル兄さんって!?         その時だった     うわっ眩しっっ!!   急にライトを当てられた用に、俺の目を光が覆った。     「くくく・・・良いわね、兄弟愛。次の特集はそれで行きましょうか」     「マンちゃん、取材は終わったの?」   「えぇ。今回も良い記事が書けそうよVvま、新聞部部長のこの万田京子の手にかかれば、どんな話題でもとびっきりのスクープに仕立て上げることができますけどね☆」     「仕立て上げるって、でっち上げじゃん;」   それスクープでもなんでもないよ!!     「翔吾くん。時にはそういうのも必要なのよ。」   「必要ねぇよ!」     ちなみにさっき光っていたのは彼女のメガネだ。 手入れしすぎだっての!!         がちゃ   「すみません。」     静かにドアを引き、入って来たのは観琴先輩だ。   この人も一見真面目で美人な人だけど・・・     「ちょっと京子聞いてよ!今週のジャムプでさぁ!!」   ヲタクです。     『入稿』とやらはなんだったのだろう? 俺にはよく解らないが(解りたくない!!)取り合えず生徒会のメンバーが揃った。       「どうでもいいんで、仕事始めますよ。時間ないんですから。」     『ハーイ』   真夜先輩と葵以外が揃って手を上げる。 会長まで!? なんで俺が仕切ってんだよ(゚A゚;)     こんな生徒会で、この学校成り立つんだろうか・・・?   絶対無理だ。           「山田くん、お茶入れて。」 「はい、真夜先輩。」     →「これが私の下僕ども」あと書き
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