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『そりゃーさ…夜中にガタンバタン音出されてたら、いくらなんでも起きるって(笑』
『あ……マジ?;;俺一応静かに作業してたつもり…だったんだけどな…;;』
『他にも「やべぇ…」とか「うぉッ!」とか色々叫び声も聞こえたよ(笑』
確かに作ってる間に色々ハプニングがあった。
それが起こる度に小さな悲鳴を上げてたけど……だんだん無意識に声が大きくなってったんか…;;
『………ごめん。相当ウルサかったんだな俺;;内緒にするどころか起こしちまって…』
『いーの。俺も竜の姿確認したら、すぐ寝ちゃったし………そんな事より、竜大好き~~////』
…と、叫びながら隼人に思いっ切り抱き付かれた。
『竜の気持ち…確かに受け取ったから。あれだろ?…隼人が好き!マジ好き!!死ぬ程好き~!!…って伝えてんだろ?(笑』
『そ…そんな風に伝えてねーし…!!///』
『照れるな照れるな♪』
そう言って、またさらに強くギュッと抱き締められた。
『そんな締め付けんなバカッ…///』
そんな言葉とは裏腹に、やっぱあげて良かった…///と思ってる。
だって……こんなにも喜んでくれる隼人の姿が見れたから。
好き…だよ…
そんなの当たり前じゃん…///
この気持ちが続く限り、出来るだけいろんなの形で愛情を手渡したい。
だって俺…言葉でなかなか素直に「好き」って言えるよーな奴じゃねーから(笑
それに、様々な愛の形があって面白くない?
『うめー…マジうめーよ!俺感動して涙出そう……つかもう出てるってな(笑』
チョコケーキを食べる時もホントに嬉しそーに食べてくれる…。
逆に、うるっ…とまでされると全部手作りしなかった俺の方が後悔するくらい(笑
来年は最初から全部作りたいな…
そしてまた笑顔で喜んでもらいたい……
『竜も一緒に食お~ぜ♪』
『……うん///』
『ほら、あーん♪』
…と、隼人がチョコケーキの刺さったフォークを俺の前に差し出す。
俺はちょっぴり恥ずかしながらも、それをしっかり口で受け取ったのだった…///
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