2/14(木):竜

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『そりゃーさ…夜中にガタンバタン音出されてたら、いくらなんでも起きるって(笑』 『あ……マジ?;;俺一応静かに作業してたつもり…だったんだけどな…;;』 『他にも「やべぇ…」とか「うぉッ!」とか色々叫び声も聞こえたよ(笑』 確かに作ってる間に色々ハプニングがあった。 それが起こる度に小さな悲鳴を上げてたけど……だんだん無意識に声が大きくなってったんか…;; 『………ごめん。相当ウルサかったんだな俺;;内緒にするどころか起こしちまって…』 『いーの。俺も竜の姿確認したら、すぐ寝ちゃったし………そんな事より、竜大好き~~////』 …と、叫びながら隼人に思いっ切り抱き付かれた。 『竜の気持ち…確かに受け取ったから。あれだろ?…隼人が好き!マジ好き!!死ぬ程好き~!!…って伝えてんだろ?(笑』 『そ…そんな風に伝えてねーし…!!///』 『照れるな照れるな♪』 そう言って、またさらに強くギュッと抱き締められた。 『そんな締め付けんなバカッ…///』 そんな言葉とは裏腹に、やっぱあげて良かった…///と思ってる。 だって……こんなにも喜んでくれる隼人の姿が見れたから。 好き…だよ… そんなの当たり前じゃん…/// この気持ちが続く限り、出来るだけいろんなの形で愛情を手渡したい。 だって俺…言葉でなかなか素直に「好き」って言えるよーな奴じゃねーから(笑 それに、様々な愛の形があって面白くない? 『うめー…マジうめーよ!俺感動して涙出そう……つかもう出てるってな(笑』 チョコケーキを食べる時もホントに嬉しそーに食べてくれる…。 逆に、うるっ…とまでされると全部手作りしなかった俺の方が後悔するくらい(笑 来年は最初から全部作りたいな… そしてまた笑顔で喜んでもらいたい…… 『竜も一緒に食お~ぜ♪』 『……うん///』 『ほら、あーん♪』 …と、隼人がチョコケーキの刺さったフォークを俺の前に差し出す。 俺はちょっぴり恥ずかしながらも、それをしっかり口で受け取ったのだった…///
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