11/12(月):隼人

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昨日は竜ちゃんにボコボコにされ、酷いもんだった… しかも口も聞いてもらえてない… 結構ノリノリだったくせに……ってこんな事考えちゃだめだ。 お風呂も一緒に入ってくれなかったし、一緒に寝てもくれなかった… そして今日…あまりの竜不足に耐えられず 『竜~~…悪かった』 と泣きながら謝った。 すると竜は小悪魔ちゃん的笑みを浮かべて 『今日の買い物一人で行ってきたら許してやる』 と言ってくれた。小悪魔顔も可愛いな///…って、 !!!!! いつも一緒に行くお買い物を俺ロンリネス!?!? 愛をもっと育む為に手を繋ぎながら行く、アノ愛のロードを俺一人で…!? …んでも仕方ないから買い物行きましたよ。一人寂しく。 大した量ないからコンビニに買いに行ったんだけど、夕方近くだったから女子高生いっぱいいて……ふとこんな会話を耳にした。 『い~なぁ~私もときめき欲しぃ~!!』 『先輩と今までそんな経験したことないし』 『てか、ウチら3年だしもーすぐ卒業じゃん!?どーするよ!』 『…ウチの青春は大学入ってからかな;;』 へぇー…今どきの高校生って必ず恋人作ったりして、青春真っ盛りなんかと思ってたのに…案外そーでもなぃのか…?? 俺の一番の「ときめき」は何だろーな? やっぱり…竜が俺の名を初めて呼んでくれた時かな……(笑) 小学一年の時に、初めて俺たちは出会った。 クラスが一緒だったんだ。 俺は元からこんな性格だったから、すぐクラスに溶け込めたんだけど……前々から人見知りの激しい竜は、一人でいることがほとんどだった。 それに、誰かが話しかけても何も答えてくれないし……竜が誰かに話しかける事もなかった。 そんなアイツをほっとけなくて、俺は少しでも距離を縮められるように時々話しかけていたんだ。 でも、うなずくぐらいしかしてくれなかった。 …そんなある日、俺はたまたま竜がクラスの男子3人に言い寄られてるのを見つけたんだ。
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