電話

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とある平日。 前『後で電話する』という約束をどうするか迷っていた。 電話を見つめながら、考える………。 何を話せばいいんだ? 最大の疑問はこれだった。 でも……。なんとかなるか? 俺は結衣の家の番号を押した。 心臓の音がヤバい……。 プルル…… 結「はい、草野です。」 流「あ……俺は……その…。」 結「もしかして流也?」 流「……なんだ結衣か。」 電話で声を聞いた時いつもの結衣の声より大人っぽかったので緊張してしまった。 結「なんだって……なにそれ(笑)」 流「悪い(笑)」 そうして俺達は会話が出来た。 考えてたのが嘘のように……。 結「ね!次の日曜日空いてる?」 流「日曜?空いてるけど?」 結「一緒に……出掛けない?」 結衣からデートの誘いだった。 俺には断る理由がない。 流「行く!何処行く?」 そうして初デートの予定を立てた。
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