二章~間宮家~

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「先程の声は如何なさいましたか!?」 ――如何なさいましたか?って!?見れば分かるだろう! 侵入者だよッ!侵入者ッ!! 「オイ、コイツ何なんだよッ!!俺が部屋に入ったらいきなり襲ってきたんだぜ!?」 ――侵入者だっていうのに、何のんびりしてんだよ!! 天下の間宮家に侵入者がいるんだから、サッサと捕まえろよッ! “襲う”って言う言葉に驚きながらも、未だに動こうとしない執事達にだんだんイラつきがたまる。 「坊ちゃま、こちらの方は「私の息子だ!」 執事の言葉を遮って入ってきたのは鷹義だった。 「じぃちゃん!?」 「「大旦那様!?」」 .
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