二章~間宮家~

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久遠は耳を押さえながら首を横に何度も振る。 {何が違うんだ?お前はその手で何十人…いや、何百人という人を殺めてきた。} [……………。] {ならば、その罪を償って…… “死ね”………} ――ドクンッ! ーーー――!!!! 「ハァ…ハァ……ハァ……?」 久遠は肩で息をしながら、周りを見渡した。 始めは暗くて何も見えなかったが、徐々に慣れていき、そこが間宮家の部屋で自分が今、その部屋のベッドにいる事を思い出した。 .
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