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背は自分よりも少し高い。
ほんの少しだよ?
5㎝ぐらい離れてたって悔しい訳じゃないよ?
でも、俺これでも178はあるんだぞ?
この年にしたら結構デカイ方なんだからな!
でもちょっと羨ましいって思うのは内緒な?
それに俺、コイツとの出会いは最悪だったケド、なんか良いダチになれそうな予感♪
「んじゃ、改めて。」
オッホンというわざとらしい咳払いをして久遠に向き直る恭二。
「俺、間宮恭二!16歳。好きな事は遊ぶ事♪嫌いな事は勉強する事♪
スリーサイズはヒ・ミ・ツ☆キャハ///」
「スリーサイズは聞いてないし興味も無い。
俺は久遠。よろしく。」
恭二のバカげた自己紹介をすっぱり一蹴する。
そこまでキッパリ言われた事が無いのだろう。
すっかり落ち込んでしまった恭二。
「あ………ハイ……。」
それを見ていた鷹義はゲラゲラ笑う。
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