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眼鏡かけてからもう一度部屋を見渡すと、今まで見えてなかったものが全て見えてくる。
そこは何故かはしらないが、上はシャンデリア下は絨毯と洋風形式になっていて、まるで豪邸の一室みたいな所だった。
だがここで僕は重大な事を忘れていたのに気がついた。
「うわっ!なんだここは??てかバイト始まってる!!」
そう、バイトだ。
やっとまわりだした頭で手に付けていた時計を見ると完全に遅刻。
慌てて僕は部屋の向こうにある扉に走りだす
「やっば~店長切れてるよ!!」
そんな事を叫びながらドアノブに手を掛けると、
―――ガチャ―――
「うわっ!」
不意に扉が勝手に開き、僕はそれに顔をうちつけ仰向けに倒れてしまう。
「いっつ~~~」
涙目になりながら顔を上げると、そこには身長180センチぐらい、痩せ型で顔は何となくチャラチャラしてるような(かっこいいお兄さん?)タイプの男が立っていた。
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