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「ああ目が覚めたんだね!なかなか起きないから少し心配したよ!まぁ薬を使ったから仕方ないか…でもそうでもしないと君はついて来なかっただろ?」
仰向けに泣きそうな顔をしながら鼻を押さえる僕を無視して、その人はしゃべり続ける。
「それにしてもまた眼鏡をつけているのかい?まぁ今の君ならそれも似合うけどね!しかしこれからはコンタクトで頼むよ!」
何を言ってるんだこの人は?てか誰?何者?
「あの~?」
「何か質問でもあるかい??」
「(いや今しようとしてる時に話しを切るなよ!!てか質問あり過ぎるし!)」
「あなたは何者ですか?」
また回らなくなってきた頭で、何から聞いていいかわからず、素っ頓狂でぶしつけな質問をしてしまった。
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