変わってしまった自分

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そしてやはり部屋の真ん中にあるばかでかい鏡が目についた。 「だいたいこの鏡は……ギャーーー!!」 鏡を不思議に思い近づいた時だった。 自分の変わり果てた姿に僕は悲鳴を上げた。 「一体何なんだ!!??これは??」 それは、何故かいつものボサボサ頭ではなく、キレイにワックスで立たされている髪。リップによりみずみずしくなっている唇。 さらにいつも面倒だからとほっといた眉毛や睫毛も、すっかりととのえられていた。 そして今まで何故気付かかったのだろう服装だ!いつもはこれまた面倒という理由でこの季節ジーパンにポロシャツというかんじなんだが、これも最近街でみかける服装に様変わりしている。しかも、所々で僕でも知っているブランドのマークあった。
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