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「あの………進めてもらって誠に申し訳ないんですが……そんなにお金無いんで結構です………」
「いやいや今言ったのは市販の値段だよ!!」
僕が落ち込むと、おじいさんが慌てて答える。
「そうだね……君達を気に入ったし………一万円でいいよ」
「はぁ!!??」
またもや僕は声を現わにして驚く。
てかいきなり十分の一って可笑しいでしょ!!もしかして詐欺………じゃないよな。
「……あの、それぐらいなら別に大丈夫何ですが……本当にいいんですか?」
「いいのいいの。言ったじゃないか、趣味みたいな物だって」
ハハッとおじいさんは笑う。
「じゃあ、それ貰えますか?」
「毎度ありがとうございます」
この後、僕はおじいさんにいそいそと商品を紙袋に詰めて貰い、それを受け取った。
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