まぁ、移動開始的な?

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まぁ、移動開始的な?

AM4:00 南諸島連合・沖縄基地 ミハイル・タカシ・新羅の三人と、朝刊…もとい長官である佐島と数人の部下は、基地の地下武器庫に来ていた。 佐島「コレ全部、軍規から外れたり、他軍からうばった銃だから、好きなの好きなだけ持ってって~」相変わらずな口調だ。 ミハイルは、持参のP90に転がっていたドットサイトを付け、背中にはM733改分隊支援型を背負っていた。そして、落ちていたトカレフをまじまじと見つめていた。 タカシは、AK-74かAK-47どちらが良いか迷い続けて、収納されていた箱の中から正規ライセンス物のAK-47を引っ張りだした。サイドアームには、持参のM93R二丁とデリンジャー二丁で決定した。 新羅は、長距離対物ライフルM82バレットA2と重機関銃M60二丁をバッグにしまい、M655と佐島に買わせたM700テイクダウンモデルを装備し、持参の小型化ガバメントをホルスターにしまった。 移動手段は?と思ってる方も居るでしょうが、焦らずに。 一行は、ヘリポートに出た。そこには、B-212ヘリがあった。 佐島「コレに乗って北海道まで飛んでもらう。操縦士は…」と、言いかけたところで爆風によって会話が遮られた。 ヘリが離陸準備を整えていた。操縦席には、新羅が居た。 佐島「お前!ふざけんなぁ!」叫んだのも虚しく、新羅には「操縦くらい出来るし」と、流されてしまった。 ミハイル、タカシもヘリに乗り込み、他の軍人が弾薬を積み込んでくれている。 佐島「現地でのサポートは、無に等しいだろう。頑張ってくれ。」いつもと違い、顔が真剣になった。 ヘリの中の3人は、親指を立て、満面の笑みを浮かべながら、佐島に別れを告げた。 そうして、ヘリは離陸した。
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