転校生

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俺は目を点にして暫くフリーズ。 予兆の無い、いきなりの告白で脳内が混乱を起こしていた。 薫)「え?!ちょ…………今…えぇ??…ってか、………失礼ですが何処かでお会いしましたっけ?」 ヤバいほど汗が出て赤面しているのが自分でも分かる。 生まれてこのかた告白などされたことがない。 しかもいきなりだったので俺はどうゆう体制をとればいいかわかるはずがなく、焦りに焦ってた。 それを察したのか、美咲は、 美咲)「あ、直接お会いしたのは実は今日が初めてなんです。」 と、その言葉に、 薫)「え?今日が初めて?!って、じゃー、いきなり告白って……まさかドッキリ⁉」 俺は恐る恐る聞く。 美咲)「いえドッキリじゃないです…実は……」 美咲は語りだした。 なんでも、美咲は身体が弱くて学校に行けず、家に家庭教師を呼んだりして学力をつけていたらしい。 で、朝、美咲の家前を通るのを見て、段々と惹かれていったらしい。 美咲)「あ、でも、今は昔より体力がついたので、学校に行ける様になったんです。」
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