◇浦島太郎

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ただ町を目指し浜辺を歩いていましたが、 こんなボロボロの亀は役に立つのに、 自分ときたら、この歳で何をしている… ふいに思うと、 色々な事がどうでもよくなってきました。   太郎は、 波へ向け、 亀を遠くめがけて、 投げ捨ててしまいました。   「おまえなんぞ要らん、好きにしろッ」
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