◇浦島太郎

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それが、 太陽がてっぺんの時間のことですから、 どれだけ経ってのことでしょうか。 辺りはすっかり夕暮れて、 海は稲穂の色に輝いています。   そんな中、太郎が汗だくで走ってきます。 顔は明るく、疲れた様子はありません。   ところが。
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