プロローグ

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家に着いた。早速美幸は絵を見せてくれた。 「ほらパパの似顔絵だよ!」 「へー。そうか」 こんな時、普通の親ならどんな反応をするんだろう。俺にはわからない。だからこう言った。 「ありがとうな」 1番確実な答えだろう。 「うん。また描く」 そう言うと美幸は部屋に行った。 「…はぁ。もう描かないでくれよ…」 俺はそう呟いた。
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