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アモンだったのか。恐ろしいな、俺。
アモン「貴殿ニハ二ツノ道ガアル」
「一ツハ我ニ八ツ裂キニサレル道」
「残リハ契約ノ道」
つまり契約しなきゃ死んじゃうよってことか。
主人公「はいはい契約しますよ」
アモン「承知」
ぼろぼろだった子犬のぬいぐるみは綺麗な子犬になった。
主人公「アモン・・・情けなくないか?」
アモン「何故ダ?」
・・・。
主人公「どうでもいいけどしゃべりかた、こっちにあわせてな」
アモン「わかった。隣の部屋の鍵はこの部屋の壁にヒントがあるぞ。」
そこまで言うならとってきてくれよ。
まぁいいか。
壁を探すと、小窓を見つけた。開けようとしたらアモンに阻止された。
アモン「契約の紋がいる。血を少しよこせ」
そう言うとかわいい子犬はおれの指を切って血を出し、小窓の周りに紋章をかいた。
小窓をあけると鍵がはいっていた。それをとって小窓をしめる。
部屋から出ようとした時。
がたたたたた
小窓が一瞬揺れて、すぐおさまった。
あれはなんだ。汗
アモン「おまえ危うくアレにやられるとこだったな。くくっ・・・」
アモンはうれしそうだ。かわいい子犬のくせにむかつく。
アモンはさぁいこう、と先頭切って歩きだした。
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