部屋。

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リィナに関する資料は一つもなかった。 必要経費に関する資料とか、履歴なんかが棚を占領している。 ・・・それにしても、この匂いは、嫌な匂いだ・・・ 黒い予感が頭をよぎる。 肉の腐った匂い・・・ 奥へ進む。 匂いは、掃除用具入れの中からきているようだった。 アモンはずっと後ろで鼻をこすっている。 アモンにはきついらしい。 用具入れをあける。 ギギッ ドチャッ ・・・死体だった。 案の定、腐乱していて男か女かもわからない状態だ。 研究員証がある。 エマ・・・と書かれている。 LV2 ID 2436585 ・・・これでロック解除できるな ん・・・?まだなにか持っている ・・・日記・・・らしい。 だが腐汁によって文字はよく読めない。 ・・・とりあえずもっていこう。 資料室を後にして、コントロールルームに戻った。 リュウ「ファルコン、LV2のIDだ。ロック解除してくれ」 ファルコン「ID認識・・・完了LV2ロック解除。LV3に移行するにはバイオハザードカードとパスコードが必要です」 これだから機械は・・・ リュウ「この日記が読みたい」 ファルコン「スキャナーに入れてください。」 すきゃなーって・・・これか? ディスプレイに文字が現れた
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