216人が本棚に入れています
本棚に追加
リィナに関する資料は一つもなかった。
必要経費に関する資料とか、履歴なんかが棚を占領している。
・・・それにしても、この匂いは、嫌な匂いだ・・・
黒い予感が頭をよぎる。
肉の腐った匂い・・・
奥へ進む。
匂いは、掃除用具入れの中からきているようだった。
アモンはずっと後ろで鼻をこすっている。
アモンにはきついらしい。
用具入れをあける。
ギギッ
ドチャッ
・・・死体だった。
案の定、腐乱していて男か女かもわからない状態だ。
研究員証がある。
エマ・・・と書かれている。
LV2 ID 2436585
・・・これでロック解除できるな
ん・・・?まだなにか持っている
・・・日記・・・らしい。
だが腐汁によって文字はよく読めない。
・・・とりあえずもっていこう。
資料室を後にして、コントロールルームに戻った。
リュウ「ファルコン、LV2のIDだ。ロック解除してくれ」
ファルコン「ID認識・・・完了LV2ロック解除。LV3に移行するにはバイオハザードカードとパスコードが必要です」
これだから機械は・・・
リュウ「この日記が読みたい」
ファルコン「スキャナーに入れてください。」
すきゃなーって・・・これか?
ディスプレイに文字が現れた
最初のコメントを投稿しよう!