部屋。

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ファルコン「目標の生体反応無し。作業完了。ロック解除します。」 いったい今までいくつの命を奪ったのだろうか。 リュウ「・・・逃がすとかは、できないのか?」 ファルコン「外界に逃がすことは機密の漏洩に繋がります。それに、彼らの目的は私を破壊することです。あなたも襲われたとき、殺したでしょう。」 ・・・。 リュウ「見てた?」 ファルコン「敷地内の全ての映像は私が管理していますから、あなたの行動は全て把握していました。」 ・・・。 いい気分ではないな・・・。 アモン「リュウ」 アモンは人の顔ぐらいはあろうかという卵を持っていた。 リュウ「それは?」 アモン「外で死んでた奴が持っていた。」 リュウ「じ、じゃあ、あいつらの・・・?」 ファルコン「それはあり得ません。彼らに生殖能力はありませんから、それは別種の卵である可能性が高いです。」 リュウ「なんの卵だ?」 アモン「俺は、見たことない」 ファルコン「・・・データ検索中・・・・該当データ無し。ですが、爬虫類の卵に類似している部分が多いです。」 ・・・こんなでかい卵産む爬虫類だと? ・・・まぁ、いいか・・・ アモンに卵を預けて、部屋の探索を続けることにした。
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