216人が本棚に入れています
本棚に追加
ファルコン「目標の生体反応無し。作業完了。ロック解除します。」
いったい今までいくつの命を奪ったのだろうか。
リュウ「・・・逃がすとかは、できないのか?」
ファルコン「外界に逃がすことは機密の漏洩に繋がります。それに、彼らの目的は私を破壊することです。あなたも襲われたとき、殺したでしょう。」
・・・。
リュウ「見てた?」
ファルコン「敷地内の全ての映像は私が管理していますから、あなたの行動は全て把握していました。」
・・・。
いい気分ではないな・・・。
アモン「リュウ」
アモンは人の顔ぐらいはあろうかという卵を持っていた。
リュウ「それは?」
アモン「外で死んでた奴が持っていた。」
リュウ「じ、じゃあ、あいつらの・・・?」
ファルコン「それはあり得ません。彼らに生殖能力はありませんから、それは別種の卵である可能性が高いです。」
リュウ「なんの卵だ?」
アモン「俺は、見たことない」
ファルコン「・・・データ検索中・・・・該当データ無し。ですが、爬虫類の卵に類似している部分が多いです。」
・・・こんなでかい卵産む爬虫類だと?
・・・まぁ、いいか・・・
アモンに卵を預けて、部屋の探索を続けることにした。
最初のコメントを投稿しよう!