部屋。

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隣の扉の鍵をあける。 ごごごごご あいた。 中は明るかった。 そして変なのが向こうにたくさんいる。 ごごごごご しめた。 主人公「いけないね、アモン」 アモンの表情はいつも笑ってるみたいだ。さすが悪魔 アモン「いけるさ」 えー、無理。武器ないし アモン「お前、なに持ってんの?」 え?言われて気づいた。いつの間にか鉄パイプを持っていた。 鉄扉の一部がとれたのを持ってて忘れたのか。 じゃあ、いくしかないな。 ごごごごご 一本道の通路を、化け物に鉄パイプを召し上がっていただきながら走り抜ける。 スライドドアを開けて、通路を抜けた。 病院みたいだった。 がたがたがたがた 後ろでドアが唸る。 急いで鉄パイプと鎖(鉄扉のを拝借しておいた)をつかって固定する。 これで大丈夫。 こちらから向かわない限りおそわれることもない。 安心しているとアモンが唸っている。 アモン「逃げるぞ」 え、なんで アモン「アレだ。アレの足音がきこえる。鳴き声も」 耳を澄ませる。 アレ「イララリッツァイヤァオグッ?」 アレ「ニュカサニタハ」 ぎちゅきちゅぎちゅきちゅ 奇妙な音と、意味不明な会話がすぐ近くから聞こえた。
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